👋 Welcome to Kei18’s Note

I’m Keisuke Okumura, an AI and robotics researcher interested in multi-agent/robot systems. This site collects notes on technical or philosophical stuff, research activities, etc, written mainly in 🇯🇵 and sometimes in 🇬🇧. More info about me: https://kei18.github.io/

SoCS-26・IJCAI-26@北ドむツず寄り道の備忘録

8月12日から末日たでドむツ北郚を䞭心に研究旅をしおいたので、久々に埒然蚘を残しおおく。よくトランク生掻をしおいるが、実はこういった研究旅は2024幎のオヌクランド以来である。圓時はただ博士課皋での成果ず才胜に察しお半信半疑で、䞇事おっかなびっくりで動いおいた。短いキャリアを振り返っおみるず、こういった研究旅は数幎単䜍のスパンでチャンスを䜜っおくれおおり、ハむラむトずなる瞬間もたくさん生たれる。避暑を兌ねおいたのは公然の秘密。 過去線: [AAMAS-24@ニュヌゞヌランド・オヌクランド+寄り道の備忘録] [AAAI-23@アメリカ・ワシントンDC+寄り道の備忘録] [パリ研究留孊蚘 (2022幎)] 最初の目的地はドむツ・ブレヌマヌハヌフェン。準備段階では町の名前が芚えられず、䜕回もブレヌメン隣の枯町ず蚀い盎しおいた。今回は孊生3人を連れお行っおいお、矜田から党員で䞀緒に移動しおいた。䞀人で孊䌚参加しおいた時期が倚かったから、埐々にチヌムができおいる実感が湧いお嬉しい。䞊の人たちは自分がヒペッコだった頃からの遷移を芋おいるので、たた違った䞍思議な感芚をもっおいるのでしょう。 (ブレヌマヌハヌフェンの倕暮れ) ブレヌマヌハヌフェンでは組合せ探玢を専門ずする囜際䌚議SoCSに参加した。SoCSはコミュニティベヌスの小さい䌚議で、参加者は50人に満たない。3日のシングルトラックで構成されおおり、党員の顔が芋えお、ほがすべおの論文に関連点を芋いだすこずを考えるず、参加しおいお䞀番楜しいタむプの䌚議である。今回は䌚議自䜓がKOの招埅講挔で始たり、セッションチェアを勀めお、論文2報を発衚し、うち1本はBest Student Paper Awardをもらっお、それは倧倉充実した内容であった。䌚堎ホテルの昌食や、コヌヒヌブレむクで出おくるお菓子も矎味く、党方䜍で満喫したず蚀っお差し支えない。倜ご飯は久しぶりに䌚った JM がドむツ語も分かるのでよしなに手配しおくれた。ただただ感謝である。名前をなかなか芚えられなかった町は船乗りの祭りを毎幎倏にやっおいるらしく、終始陜気な雰囲気で包たれおいた。ホテルの゚レベヌタから海賊コスプレが出おきたずきは少しびっくりしたけれど。 (枯でやっおいたお祭りの屋台) そんなこんなで倧いに楜しんだSoCS終了埌、Councilのメンバヌたちから日本で開催しないかずしきりに誘いを受けた。たあ、頑匵れっおこずだ、分かっおるさ  (SoCS-26 での Master Talk) 続いおブレヌメンに移動しおIJCAIずいう人工知胜系の囜際䌚議に参加。こちらでは共著が1本採択されおいる。参加は2023幎以来である。 [IJCAI-23@マカオの備忘録] 童話で有名な街ではあるが、実は芳光スポットがたいしおあるわけではなく、1時間もあれば芳光には事足りる。ずはいえドむツのレストランで食べる肉料理はどこに行っおも信頌できるもので、異垞にボリュヌムがある点を陀いお食事は堪胜した。 IJCAIの䌚議自䜓はSoCSず比范するずのっぺりしたもので、やや物足りなく感じる。AAAIも該圓するが、芏暡が倧きい採択率の䜎い䌚議ではよくあるこずだ。業瞟的にはIJCAIに通した方が良いのだが、SoCSのようなコミュニティベヌスの䌚議の方が参加しおいお楜しいのはゞレンマである。それでも掟手な䌚議でしか遭遇しない行事も倚く、Early Career Spotlightで知り合いが発衚しおいお、Receptionは博物通で、バンケットはスタゞアムで開催されたりなど、お祭り気分はちゃんず味わった。こういう䌚議にも慣れたものだから、聎講もそこそこにしお、ホテルで䜜業しおいる時間も倚かった。実に8日間にわたる連日の孊䌚参加で疲劎困憊でもあった。もうお腹いっぱいである。 (ブレヌメンの聖ペトリ倧聖堂) ブレヌメンで孊生たちず別れ、そこからは䞀人旅の始たり。電車でベルリンぞず向かう。共同研究者がいるベルリン工科倧孊に立ち寄った。ホストがぎっしり予定を組んでくれたおかげで朝から倜たで䌑みなく研究話を展開するこずに。昔メルボルンのモナシュ倧でも同じ目に䌚ったな  (シュバむネハクセ) 初っ端1時間の講挔をさせおもらったのだが、せっかくロボット系のラボに来たのだからず、もらった時間をすべお䜿っお npj Robotics論文 の話をしおみた。論文1本で1時間喋るのは初めおだったが、それに芋合う質ず量をも぀論文である。昔からそういうワヌクを手元にも぀こずに憧れおいお、ケンブリッゞ時代の目暙の䞀぀であったから、憧れを回収できたのは良かった。講挔埌、拍手ではなくみんな机をゎンゎン叩き始めるものだから䞀瞬面食らっおしたった。ドむツのアカデミックな講挔に特有の文化らしい。 (アむスバむン) その埌、いく぀もの密なミヌティングを終えお、ケンブリッゞで面倒を芋おいたメンティヌの博論審査に参加させおもらった。発衚30分ディフェンス60分の構成で、無事審査を通過しお、お祝いず今埌の話をしおきた。門出のタむミングに立ち䌚えるのは光栄なこずである。今埌のささやかな幞運を祈っお、たた匷固な応揎を添えお。 (シュノァむネブラヌテン) 旅皋の空き時間では査読をしたり講挔準備であったり、日本メンバヌずの打合せで埋たっおいたのだが、せっかくだからず日曜にはベルリンからポツダムたで足を䌞ばしお、サン・シヌロ宮殿の芳光をした。巚倧な庭園にコンパクトな建物が䞊び、思っおいたより随分静かで綺麗で楜しくお、もっおきたカメラをパシャパシャしおいた。長堎なので息抜きは倧事である、ず正圓化しおおく。䌑日は必芁である。 (シュニッツェル) ベルリンの埌はケンブリッゞに赎いた。蚀わずもがな、3幎近く䜏んでいた街であり、今も密に連携しおいる堎所である。ベルリンたでは旅の颚情があったが、むギリスのスタンステッド空枯に着くずふらっず垰っおきたような感芚が匷く、日垞の延長線䞊のよう時間を過ごすこずになった。ケンブリッゞを第二の故郷ず蚀うのは烏滞がたしいけれど、海倖にホッずする心蚱せる拠点があるのは事実であり、これたで頑匵っおきたご耒矎である。でも食事はドむツの方が矎味しいです。 (むギリスの魚) 滞圚期間䞭は共同研究者たちずずにかく情報の同期をした。メンバヌも少しず぀入れ替わっおいるのでたったく同じわけではないけれど、がむしゃらだった頃が戻っおきたようで嬉しかった。PIのAPずは関係が斜めからもう少し平らよりになっおいお、もっず幎月が経おばどんな感じになるのか少し楜しみである。今埌も頻繁にケンブリッゞには赎く予定だ。 (ケム川、通勀路だった橋から) ずいう感じで垰路に぀いお、この文章は空枯の埅ち時間やフラむト䞭に曞いた。 コロナ䞋の博士課皋時代 を経お、 ケンブリッゞ・ポスドク時代 を終えお、若手PI的な立堎に倉わっお、孊䌚に人を連れお行くようになり、界隈では名が知られおいお、堎違いな堎所に呌ばれるようにもなっお、それでもチャレンゞャヌ的な立堎は倉わらず、今が䞀番楜しい状態を曎新し続けられおいお、それはずおも幞運なこずなのだ。

August 31, 2026 Â· Keisuke Okumura

ケンブリッゞでのあれこれ

前話: 博士課皋あるこずないこず 自炊 「自炊しおいるんだ」「ぞぇヌ、䜕䜜るの」「Something
, something potato」 間接的な蚀い回し HW 曰く、私は間接的な蚀い回しをする人間だそうだ。さもありなん。 察象読者 この文章は぀たるずころ䞀人のために曞いおいお、その人は恐らく読たないだろうけど、私はただあがっおいなくお、そういう姿勢を蚀い蚳したかっただけ。私を知らない人はこの文章を読むのが難しいだろうし、知っおいるのであれば読たない方がいいかもしれない。そういう私曞で雑蚘な四方山話。 始たり方 2022幎倏、䜏んでいたパリから足を䌞ばしおケンブリッゞを初めお蚪れた時、研究宀䞻宰者の AP は「次来るずきは長くいるこずになるかもね」ず蚀っおいた。実際、博士号取埗盎埌の2023幎5月から、半分ポスドク的な立堎で、ケンブリッゞで玄二幎半を過ごすこずになる。この遞択は突飛なものではなく、博士課皋時にキャリアの話が出るずヒントなしに䜕人かは蚀い圓おおいた。むギリスに匕越しおきおラボを再蚪したずき、研究宀メンバヌの AS なんかはニダッず笑っお、短く「来たな」ず迎えおくれた。海倖生掻はパリに続いお二床目で、今回は仕事をしに来た。 通勀路 最初に䜏んでいた家の路地は Charles Babbage Road ずいう名前が぀いおいお、最叀の蚈算機科孊者チャヌルズ・バベッゞに因んでいる。そこに亀差するように通っおいるのが JJ Thomson Avenue で、電子の発芋に貢献したノヌベル物理孊賞受賞者ゞョれフ・ゞョン・トム゜ンに由来する。そこから Maxwell Centre を暪目に通り過ぎお、もちろん電磁気のゞェヌムズ・クラヌク・マクスりェルに因んでいるのだが、コンピュヌタ・サむ゚ンス孊科が入っおいる William Gates Building ずいう近代的な建物に蟿り着く。これは Microsoft 創業者のビル・ゲむツの寄付でできおおり、圌の父芪の名前が぀けられおいる。入口では、コンピュヌタ・サむ゚ンスの埒であれば䞀床は觊ったこずがあるであろうラズパむのロゎを衚瀺したディスプレむが迎えおくれる。補造元である Raspberry Pi はもちろんケンブリッゞの䌚瀟で、町䞭には䞖界唯䞀の販売店がある。ここたで埒歩2分。 少し違ったこずをする堎所 ケンブリッゞは人工知胜開発の゚ポックメむキングな人物たちにゆかりのある土地である。䟋えば先に名前が挙がったチャヌルズ・バベッゞは、ケンブリッゞ倧のトリニティ・カレッゞ出身であり、カレッゞずは、ハリヌ・ポッタヌで蚀うずころのグリフィンドヌルやレむブンクロヌのようなものだず認識しおおけばよい。他にも、チュヌリングテストで思考に思想を巡らせたアラン・チュヌリングず、深局孊習研究を牜匕しおきたゞェフリヌ・ヒントンは共にキングス・カレッゞ出身で、知胜を解くこずを目的ずした DeepMind 創業者デミス・ハサビスはクむヌンズ・カレッゞ出身である。AP 曰く、少し違ったこずをするには最適な堎所だそうだ。 絶望 デパヌトメントは垂街から離れおいるので、ランチ堎所は限られおいる。そのうち䞀぀が West Cafe ずいう堎所で、ゞャケットポテトを提䟛する。これはむギリスでいうおにぎりの立ち䜍眮のようなものだず思っおいお、芋を䞞ごずオヌブンに入れお焌いお、その䞊にケチャップ颚味の豆か、チヌズをかけお食べる。ほがそれだけである。自宅でも簡単に䜜れるし、よく䜜っおいたのだが、初日、West Cafe を蚪れおゞャケットポテトを食しお、これを二幎間食べ続けるのかず考えたずきの絶望感はなかなかであった。埌にキャンティヌン、぀たり日替わりの料理が出おくる食堂が他にあるず聞いお随分ほっずした。 ポテト むギリスの䞻食なのでスヌパヌに行くず皮類がたくさんある。White Potato、Baking Potato、Sweet Potato には䞖話になった。今では日本米をより矎味しく感じる。 自転車 ケンブリッゞは自転車の街であり、匕越しおきお最初に買うべきものは自転車である。パリに䜏んでいたずきは足をもっおいなかったので、自転車に乗っおあちこちに出向くのは新鮮な経隓だった。行動範囲ず自由床が少し広がっお、たたにカメラを手に近堎の草原たで出向いおいた。逆に自転車がパンクしお修理埅ちの間は心现かった。盗難が倚いので泚意されたし。 スポンゞ 到着圓初はスポンゞのように新しい知識を吞収しおいお、それが手に銎染むようになるたで䞀幎ちょっずはかかった。これからやりたい攟題できる無敵の雰囲気はあるが、残念ながらそこで離れるこずになる。そこそこ長くいお、そこそこ短くいる匊害である。 埀埩 忙しいずきは家、研究宀、スヌパヌの埀埩で生掻が完結する。䞀ヶ月続くずメンタルが壊れおくるので、そこからが本番になる。スヌパヌは削るこずができる。買いためた芋でも食べおいればいい。 ワヌクラむフバランス AS「私たちず違っお普通は土日は䌑むし、幎末幎始はバケヌションを取る」 ワヌクラむフバランス2 䜕かを成し遂げたかったら、異垞な量を働く必芁がある。AP もポスドク時代を経隓しおいお、この期間が決しお気の䌑むものではないこずを痛いほど知っおいお、博士課皋時代の指導教員ず違っお、䌑むこずも倧事ずは蚀わない。それがずおもありがたかった。 他人の情熱を切り売りする仕事 職業に貎賀はない。倚くの人は生掻を営むために、䜕らかの職を埗お、金を皌ぐ必芁がある。䜕をしお飯を食うかずいう遞択を䞋すずき、ずっず昔からがんやりず脳裏にあったのは、誰かが生み出す䞀次䟡倀を、他人に分け䞎えるマヌゞンで暮らしたくはないずいう吊定だった。他人の情熱で飯を食うなよずいうこずだ。研究職はどうなんだず蚀われるず、断定は難しいが、䞀次䟡倀を生産できる可胜性がある職業ではある。かの有名な「ハッカヌず画家」ずいう本に倣うず、富は創るものである。...

January 30, 2026 Â· Keisuke Okumura

Research Toolbox

under construction Motivations Parables on the Power of Planning in AI: From Poker to Diplomacy by Noam Brown (OpenAI; 2024) [YouTube] From Click to Delivery: Challenges and Opportunities in MAPF at Amazon by Federico Pecora (Amazon Robotics; 2024) [YouTube] Human-Level Performance with Autonomous Vision-based Drones by Davide Scaramuzza (University of Zurich; 2024) [YouTube] Algorithms, Optimisation Introduction to Algorithms By Thomas H. Cormen, Charles E. Leiserson, Ronald L. Rivest and Clifford Stein...

May 25, 2025 Â· Keisuke Okumura

Artistic Swarm

Collecting artistic collective behaviour. NB: I’m leaving out the photo credits. You can easily trace the original source if needed. MURMURING MINDS website video Optimized flocking of autonomous drones in confined environments paper video Building a rope bridge with flying machines website video 100 Robots in a building, NAVER 1784 website video Bird’s eye view of trucks boarding a ferry video Parking a fleet of cruise ships in Miami video...

June 15, 2024 Â· Keisuke Okumura

AAMAS-24@ニュヌゞヌランド・オヌクランド+寄り道の備忘録

オヌクランドで開催された゚ヌゞェント系の囜際䌚議 AAMAS-24 に参加しおきたので, ぀ら぀ら感想を残しおおく. 初めお南半球ぞ蚪れたので, ぀いでにメルボルンずシドニヌにも立ち寄っお二週間の研究旅を楜しんだ. 土日にクむヌンズタりンを堪胜したのは内緒の話. あくたでこれは個人的な備忘録であるこずに泚意されたし. 悲しいかな, たいおいのこずは曞き残しお眮かなければ忘れおしたうのだ. 博士課皋は COVID-19 の圱響をモロに受けた䞖代のため, AAMAS の珟地参加は初である. 過去二回オヌクランドでの珟地開催が予定されおいたが, どちらもオンラむンになっおしたった. なので䞉床目の正盎ずいうや぀だ. 珟地参加がなかったずはいえ, IJCAI や AAAI ずコミュニティは共通しおおり, ホヌム感がある堎所ではある. 実際, 芋知った顔もそこそこいお, ボッチ参加しおいたずはいえ, ちょくちょく知り合いに出くわした. お陰様でそこたで寂しくはなかった. 本䌚議の採択率は20%ほど, 今回は230本が採択されたらしい. 決しお倧きくはなく, 参加者も600人ほどだが, 質の良い論文が集たる良い䌚議である. 䞭囜・アメリカからの論文がマゞョリティなのは他の AI 系の䌚議ず䞀緒. 私はむギリス枠でカりントされおいたかもしれない. AAMAS ずいえばマルチ゚ヌゞェントの印象が匷いが, 今回䞀番枠を占めおいたのは匷化孊習で, これには他の人も驚いおいた. ずはいえ Keynote の䞀぀は匷化孊習の透明性・説明性の話であったりしお, そんなものかもしれない. ちなみに 2022 幎のパリ滞圚時に VUB AI センタヌ@ブリュッセルにお講挔する機䌚 があったのだが, そのラボのボスである Ann が講挔者である. 圓時は「AAMAS で䌚うかもね」ず蚀っおくれたのだが, 本圓に䌚っおしたった. フラグを回収する瞬間はい぀だっお良いものだ. こういう類のばったり話だず, IJCAI-22@りィヌン ず AAAI-23@ワシントンDC でばったり出くわした, ゚ヌゞェント系コミュニティで育った日本語話者同幎代の珍しい人がいたのだが, なんず今回も遭遇した. 孊䜍をずっおアカデミアを離れるず蚀っおいたのが少し寂しい. 䌚うたびにそれぞれ人生のステヌゞが倉わっおいお, ケンブリッゞに行く前にむギリス話を色々教えおくれたりしたのだが, もうそんなこずは今埌ない....

May 25, 2024 Â· Keisuke Okumura
DALL·E 3 で生成

マルチ゚ヌゞェント経路蚈画の玹介

グラフ䞊の耇数゚ヌゞェントに察し, 互いに衝突のない経路を蚈算する問題は マルチ゚ヌゞェント経路蚈画 (Multi-Agent Path Finding; MAPF) ず呌ばれる. MAPF はロボット矀による倉庫内での荷物搬送など, 倚数の魅力的な応甚があり, 2010幎代前半から人工知胜・ロボティクス分野で盛んに研究が行われおいる.1 本蚘事は日本語のチュヌトリアルを提䟛する. お断り: 正確な話をするこずが目的ではないので, 倚少の䞍備には目を瞑っおほしい. 問題定矩 たずは, どのような問題が察象か, はっきりさせおおこう. 文献によっおバリ゚ヌションがあるのだが, 基本的なフォヌムは次の通り. MAPF 問題はグラフ $G=(V, E)$, ゚ヌゞェントのチヌム $A= \lbrace 1, 2, \ldots, n\rbrace $, 各゚ヌゞェント $i \in A$ に察しお重耇のないスタヌト地点 $s_i \in V$ ずゎヌル地点 $g_i \in V$ (぀たり $i \neq j$ ならば $ s_i \neq s_j$ か぀ $g_i \neq g_j$) で定矩される. このずき, 衝突のない経路の組合わせ, ぀たり解 $\pi$ を求めたい. 具䜓的に, è§£ $\pi: A \times \mathbb{N}_{\geq 0} \mapsto V$ は時刻 $t \in \mathbb{N}_{\geq 0}$, ゚ヌゞェント $i \in A$ をグラフの頂点 $v \in V$ に割圓おる....

March 1, 2024 Â· Keisuke Okumura

ケンブリッゞ・むングランド攟浪蚘 (2023幎5月-)

2024幎はこちらで幎を迎えたした。 ずいうこずでパリ攟浪蚘 (2022幎4月-9月)に匕き続き、ケンブリッゞを䞭心ずしたむングランド版をどうぞ。 写真は随時曎新するかもしれない。 Cambridge | ケンブリッゞ 1月 12月 9月 8月 7月 6月 5月 Garret Hostel Bridge | ギャレット・ホステル橋から 12月 10月 8月 5月 ここたではスマホで撮ったものが混圚しおいるが、芋分けが぀くかな。 Wimpole Estate | りィンポヌル・゚ステヌト (12月) Norwich | ノリッゞ (12月) Cambridge Botanic Garden | ケンブリッゞ倧孊怍物園 (12月) British Museum | 倧英博物通 (10月) Stonehenge & Salisbury | ストヌンヘンゞ & ゜ヌルズベリヌ (8月) Bath | バヌス (8月) Glastonbury | グラストンベリヌ (8月) Lake District | 湖氎地方 (7月) Anglesey Abbey | アングルシヌ修道院 (6月) Ely Cathedral | むヌリヌ倧聖堂 (6月) 食べ物 孊食 雑感 孊食最匷では 倧聖堂や教䌚の写真を撮るのが楜しい 遠出案件はYOさんに感謝 2024幎は囜倖メむンで旅したいね

January 1, 2024 Â· Keisuke Okumura

IJCAI-23@マカオの備忘録

発衚しおきたした人工知胜の囜際䌚議です。 以䞋、぀ら぀らず感想。 珟地参加は3回目である。 ボコスカ通る䌚議では決しおないので、そこそこ頑匵り続けおいる蚌拠である。 [IJCAI-22@オヌストリア・りィヌンの備忘録] [IJCAI-19@マカオで発衚しおきたした] マカオは湿気がすごくお、到着早々垰りたくなる始末。 ホテルから出た瞬間カメラのレンズが曇ったのはビビったよ、やめおくれ。 ワヌクショップ・チュヌトリアルを含めるず䞞々1週間、移動でプラス2日、ずっおも長かった  ずはいえ、参加しおる人たちずは謎の連垯感ができるので嫌いではない。 各囜の友人・知人がそこそこいお、がっち参戊した割には賑やかにやっおたした。 違う囜で再䌚したらそりゃ仲良くなるよ。 IJCAIぱヌゞェント系のコミュニティなので、実質的なホヌムなのだ。 䞊の幎代の研究者界隈からも「お前頑匵っおるな」的な扱いを受けおおり、たしかに博士号取埗埌即ケンブリッゞ行きはそういうモヌションに芋える。 意倖な副䜜甚だった。 久しぶりに䌚った人たちに博士号ずったんだず報告するのは、ずおもずおも良い瞬間だった。 盞倉わらず日本のプレれンスは䜎く、ずいうか去幎より寂しかった気もする。䜕ずかしたい気持ちもあるが、こればっかりは個人プレヌではどうにもならない。 隙間時間に立ち寄った銙枯はずおも゚キサむティングな堎所でもっず時間をずっお眺めたかった。 2019幎の自分ず重ねる瞬間も倚く、思い入れが倚く、思うこずも倚い孊䌚でした。 孊生生掻は終わったんだよ  (発衚の写真はオヌストラリア・モナシュ倧孊の友人が撮っおくれた)

August 31, 2023 Â· Keisuke Okumura

博士課皋あるこずないこず

最初にお断り 綺麗で力ある文章を曞く劎力は博論ずいう呪いに昇華しおしたったので、ここに蚘すのは吞い殻である。 蚘茉されおいるこずはすべお個人の偏芋であり、リ゜ヌスに乏しく、N=1の感想であり、チラシの裏曞きだず捉えおほしい。 特に構成を考えおいるわけではなく、ダラダラず長い孊生研究生掻の䞭で考えたこずを、ダラダラず曞き連ねるこずにする。 これは研究も同じで、䞀郚の英才を陀き、日々をダラダラず前進しおいく䞭で、綺麗な構図になったものが偶然論文に昇華するのである。 ただ、䞖の䞭には綺麗な研究䜓隓蚘を仕立お䞊げるずおも偉い人たちがいるので、そのようなものを芋たければ“Awesome CS-Ja PhD Life”を持っおほしい。 䟵食 方方で「日垞が仕事に䟵食される」ずいう蚀い回しを聞いおきたが、青い服の友人曰く、我々は逆の立堎であり、「日垞が仕事を䟵食しおいる」のだずいう。 明蚀しおおくが、研究掻動を生掻から切り離せる、その方が望たしいずいう意芋を吊定する気はなく、むしろ奜たしいず思う。 䞀方、博士課皋を終えたばかりの同士の倚くは、月100時間超えの残業䜓制を5幎6幎ず続けた超人であり、これからも続ける人が倚く、そこに金銭のむンセンティブはあたりなく、日垞が仕事を䟵食しおいなければ到底できるこずではない。 お勧めの本 オルガ・トカルチュクずいうポヌランドの䜜家が曞いた「逃亡掟」ずいう本は、旅・人䜓に纏わる短い゚ッセむ矀をシャッフルしお提瀺する。 パトリク・オりゞェドニヌクずいうチェコの䜜家が曞いた「゚りロペアナ」ずいう本は、ペヌロッパの20䞖玀芳をシニカルな論調でシャッフルしお提瀺する。 ハリ・クンズルずいうむギリスの䜜家が曞いた「民のいない神」ずいう本は、砂挠にそびえる巚岩に纏わる逞話をシャッフルしお提瀺する。 クリストファヌ・プリヌストずいうむギリスの䜜家が曞いた「倢幻諞島から」ずいう本は、時間募配による歪みのせいで粟緻な地図が䜜成できない䞖界の出来事を、シャッフルしお提瀺する。 䞀芋、芁玠をシャッフルしお提瀺するずいう行為は乱雑なように思える。 反察に、芁玠を時系列に運ぶ、もしくは系統立おお提瀺するずいうのは、力あるストヌリヌを構築するのに"王道"である。 ただ、䞊蚘の本では著者が明確な狙いをもっお芁玠をシャッフルしおくれたおかげで、“倖道"の忘れがたい読曞䜓隓に遭遇するこずになった。 原研哉ずいう日本のデザむン家が曞いた「デザむンのデザむン」ずいう本には、「デザむンは情報の建築であり、その建築は情報の受け手の脳の䞭に立おられるものである」ず蚘されおいる。 物語を䌝えるずいうこずは、盞手の頭の䞭に䜕があるかを想像しながら、芁玠を文章、図、衚、映像、声などを䜿っお展開しお、盞手の頭の䞭を望たしい状態に遷移させるプランニングである。 芁玠を順序よく提瀺するず、受け手は芋たこずのある様匏、慣れおいる様匏なので、ストヌリヌを勝手に想像・創造・補完しおくれる。 その䞊で少し工倫しお、たずえば意図をもっお"シャッフル"したりするず、盞手に"倖道"の良い印象を䞎えられるかもしれない。 そのような芋方を埗おから論文執筆も孊䌚発衚も行うのが楜になった。 頌りになるもの 業瞟を積みたしょう。 たくさんあるず、いざずいうずきにあなたを守っおくれたす。 通知日 博士課皋の䞭で最も心臓に悪い日のひず぀は、孊䌚に出した論文が採択されるかどうかが通知される日である。 通知が届くたでその日は仕事が手に぀かず、頻繁にメヌルボックスを確認しお、したいにはTwitterやRedditで結果が出おいないかを怜玢し始め、駄目だった時にたた頑匵れるかを自問しお憂鬱になる。 指定された日のうちに結果が出ればただ良いが、倧きな孊䌚だず結果が出るのが遅れるこずもある。 ようやく結果が出お、リゞェクトの報せを目にしたずきの感情は蚀うたでもない。 アクセプトの通知が来たずしおも既に埅ちくたびれおいお、感情が擊り切れおいるこずが倚い。 共著者に連絡を入れ、ホヌムペヌゞのニュヌス欄を曎新しお、しばらくしお感情が回埩した埌、Twitterに"Happy to share that “ず朗報を報告する。 採択をもらった翌日は爜やかな気分である。 Twitterの有名人 無芖しお良い。 簡易食料 りんごの皮を向いお薄切りにし、耐熱甚のどんぶりに入れる。 氎を倧さじ1杯、砂糖を小さじ4杯、ポッカレモンを小さじ1杯入れお、電子レンゞで3分枩めるこずを2回繰り返すず、りんごのコンフォヌトのできあがり。 蚳ありりんごを䜿えば安䞊がり。 始たり方 修士論文の発衚を終えたのが2020幎の2月で、新型コロナりむルスの足音が聞こえおきたのが2月で、目黒の家に匕っ越しお䞀人暮らしを始めたのが3月で、博士課皋を始めたのが4月で、緊急事態宣蚀が出たのが4月で、それから2ヶ月間は誰ずも䌚わなかった。 倧孊に行く習慣がなくなり、目黒の家に䞀人でいる時間が倧半を占め、Amazon Echoによく倩気を尋ね、たたに自然公園ぞず散歩した。 3幎埌、「それは寂しかったですね」ず蚀われた。 そうだったのだず思う。 返す蚀葉をもたなかった。 矛盟 研究者ずやらは、若いうちに地に足を぀けお、じっくり集䞭しお倧きなこずに挑戊するこずが望たしいず皆思っおいるが、アカデミアでパヌマネントの職を手に入れるのは難しいらしい。 ずはいえ、早いうちからずっず同じ堎所に居続けお定圢の経隓を積むだけでは、その堎所でうたくやる方法に最適化されおしたう。 むしろ䞀箇所に長く留たり続けるキャリアには䞍安を芚える。 短期的な意味では業瞟は積めないかもしれないが、慣れない土地や環境での詊行錯誀はそれなりに意味があるずされ、実際、孊振PDの芏定では所属先を孊䜍取埗前埌で倉曎する必芁がある。 「幎を重ねるずどんどん動きにくくなっおいく」ず倚くの先茩研究者は口を揃えお助蚀する。 ただ、頻繁に拠点を倉えおいおは、じっくり倧きな事に取り組むのは難しそうである。 定期怜査 ネット䞊には鬱病蚺断の簡易的なチェックリストがある。 定期的に怜査するず匕っかかるこずも倚い。 旅人属性 研究者は旅人属性ず盞性が良く、孊䌚等で囜内倖の様々な堎所を蚪問するこずになる。 そんなずきカメラがあるず䞀人で街を歩く良い口実になる。 モンベルのトレッキングパンツは旅人に優れたアむテムで、軜く、颚を通さず、汚れを払い萜ずすこずができ、掗濯埌にすぐ也く。 囜境をたたぐずきに確認すべきこずは、通貚、入囜にESTAなどの手続きが必芁かどうか、倩気、電源プラグの皮類、チップ文化の有無、氎道氎が飲めるかどうか、トむレの埅遇。 小銭は最䜎限あった方が良く、長くいるなら掗濯事情も調べた方が良い。 折りたたみスリッパをもっおいくず、フラむトや土足文化の囜で䟿利である。 コップがあるず䟿利だずも聞く。 慣れおくるずPC、カメラ蟌みでバックパック1぀で6泊皋床はできるようになる。 旅が奜きな人はぜひ「逃亡掟」を読んでほしい。...

March 31, 2023 Â· Keisuke Okumura

AAAI-23@アメリカ・ワシントンDC+寄り道の備忘録

ワシントンDCで開催された人工知胜の囜際䌚議AAAI-23に参加しお発衚しおきたした. ぀いでにピッツバヌグずボストンにも立ち寄っおネットワヌキングをしたので, 2月の2週間をアメリカで過ごすこずになった. 以䞋, ぀ら぀らず感想ずか. 本圓はこういう文章を曞くのは面倒だけど, 埌から芋返すずそれなりに面癜いので頑匵っお曞くようにしおいる. あたり人が読めるものでもなく, あくたで趣味枠にすぎない. 2022幎9月終わりにフランス・パリから垰っおきお, それから博論執筆で死んでいたので, 久しぶりに楜しいむベントである. 倧きな孊䌚は去幎7月のIJCAI-22以来になるか. 英語が堪胜なわけでは決しおないが, 英語圏ぞの出匵は気が楜だ. これはむギリスに行ったずきもそう感じた. 行きの飛行機ではトラブルがあったが(定期的にやらかしおいる), 䌚堎に着くずそういった苊劎は忘れるものである  [パリ研究留孊蚘] [IJCAI-22@オヌストリア・りィヌンの備忘録] 今回の採択率は1720/8536=20.1%. 囜別で芋るず日本は11䜍. 意倖にも韓囜が高い. サブミッション数は萜ち着いおはいるものの, 盞倉わらず巚倧な䌚議である. KOは3本䞻著で出しおいお, どれもマルチ゚ヌゞェント経路蚈画の内容で, 高速な経路蚈画の話ず耐故障の話の2本が通った. 通った2本はパリで行ったワヌクで片方は単著, しかもレビュヌのスコアが滅法高かった. もう博士課皋も終わるので自立しお研究遂行できる胜力は必須だけど, 我ながらしっかり研究進めおいるよね  AAAIのようなトップカンファが競争的で華なのは間違いないが, 通すのはあくたで研究プロセスの䞀぀になっおいるず思う. [LaCAM: Search-Based Algorithm for Quick Multi-Agent Pathfinding] [Fault-Tolerant Offline Multi-Agent Path Planning] 発衚に぀いお, オヌラル発衚が割圓おられたセッションの内, 3/4がマルチ゚ヌゞェント経路蚈画の内容で, ずおも密な構成であった. 自分は2番目の発衚だったが, 1番目の発衚がずおも良い応甚事䟋になっおおり(プレれン内でそう蚀った), 3番目の発衚ではKOのワヌクが匕甚されおいたりする. セッションが終わっおもかなりの時間はその堎にいたメンバヌで議論しおた. ポスタヌ発衚も盛況だったが, 2件が同日の離れた堎所に割圓おられおいたので, 行ったり来たりで倧倉だった. ネットワヌキングも䞊々である. 新しく友人ができたり, IJCAI-19ぶりの経路蚈画の人たちず出くわしおワチャワチャできたり, IJCAI-22での知人にばったり出くわしおランチしたり, OSXむンタヌン時のメンタヌさんにも䌚えたし, 突然の「あなたのこず知っおる」事案に䜕回も遭遇したし, 日本から参加しおきた皆さんずも亀流を深めたり, オフラむンでしかできない来幎床案件の倧事な話をしたりなど. 最終日にはマルチ゚ヌゞェント経路蚈画のワヌクショップがあり, 知り合いもそこそこいお, それが䞀番楜しかったな. オンラむン䌚議がダメずは蚀わないけれど, オンサむトの恩恵は絶倧である. 疲れすぎお毎日倒れおたけど!...

February 24, 2023 Â· Keisuke Okumura